『星虫』を再読した。
いやあ。名作だ。だからって新潮ソノラマ両方をそれもシリーズぶっちぎりで全部読むのはどうかと思うが。
結局寝てない。そりゃそんだけ読んだらそうだろう。
徹夜明けの目に太陽がまぶしい。


空は薄く曇っている割に快晴。今日も暑くなりそうだ。
夜半、雷と共にいきなり降り出した雨は何処かに行ってしまったようだ。
あの雨足は激しかった。夜中に夕立ち?
昨今の異常気象てやつだろうか。
地面を見るが水溜り一つない。変な天気だ。


そういえば『妖精作戦』の主人公はオールナイト映画館で徹夜してたな。
何が違うのかな、時代? 世代? 単にアウトドア派と引篭りの違いか。


いかん、眠すぎる。
と眠気覚ましに炎天下の散歩にでかけたが、ねぼけてるとろくな事にならないようだ。
ふらふらしながら、いつの間にか裏山の方にまで足が伸びてた。
周りを囲む樹の全部から蝉の鳴き声が共鳴(ハウリング)してきて頭蓋内で響く。そのまま倒れるかと思った。


死にそうになりながら下ばかり見て歩いてたら変なものを拾った。
虫? カナブンとかフンコロガシとか、あのへんの甲虫かな? それともアクセサリ? ピンみたいなものはないけど。こう、スカラベっぽいの。


晩飯は小鯵の天ぷら。
う、うまい、んだけど、特に揚げたては、
だけど、体調低迷時にこんな油っぽいもの食わなきゃよかった。
食べた直後に酩酊するかのように睡眠。